ホンダ NSR250R
懐かしい'88NSR250です。
私も、バイク歴20年になりますが、それより前のバイクです。
昔、友人が同じカラーのNSRに乗ってました。
オーナーさんはメッチャ若くて、このバイクより年下だそうです・・・
エンジンが片肺になるという事で、入庫してきました。
他のバイクショップで修理不可と判断されてマテリアルにやってました。
最近こんな感じで、ややこしそうな修理が多いです。
まずはおーナーさんから、これまでの経緯を聞きます。
他のバイクショップ曰く、PGMユニットが壊れているが新品部品が手に入らないので無理と言われたそうです。
オーナーさんが、オークションで中古のPGMユニットを手に入れて交換してみたが、直らず。
それでは早速、各部のチェックをしてみます。
リヤバンクの火が飛んでません。
プラグを換えても、症状は変わりません。
あちこち触っていると、火が飛ぶ瞬間があります。
どうやらイグニッションコイル周辺のトラブルです。
テスターで配線をチェックすると、一次側の配線に導通がありません。
配線を見て見ると、アース側が配線内まで錆びて電気の流れが悪くなっているようです。
年式が古いので、人間で言うと動脈硬化みたいな感じです。
古くなった配線を切り捨てて、新たに引きなおします。
さらに、念のため途中からもう一本線を出して、アーシング風にバイパス手術をしておきました。
プラグも交換して、修理完了!!
エンジンも2気筒ちゃんと動いて絶好調になりました。
昔は掃いて捨てるほど走りまわっていたNSRですが、今や貴重な存在になってしまいました。
これからも大切に乗ってあげて下さい。
排気量 | 250 cc |
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故障部位 | 電機系 |
交換パーツ | 配線修理、スパークプラグ |