ホンダ XR250
ホームページをご覧になってご来店いただきました。
おかげさまで、皆さんのバイクが良い宣伝になっています。
修理の内容は、シリンダーとシリンダーヘッドの間からのオイル漏れ、フロントタイヤ交換、フロントブレーキパッド交換、チェーン、スプロケットの交換です。
まずは、一番時間の掛かるエンジンのオイル漏れから作業を始めます。
外観からは、シリンダーヘッドガスケットが吹き抜けてオイルが漏れているようにみえます。
早速、外装をはずして、エンジンの腰上をバラします。
エンジンをバラして確認したところ、やはりシリンダーヘッドガスケットが吹き抜けていました。
シリンダーヘッドをよく見ると、一部に黒く吹き抜けた跡がありました。
オイルストーンを当てると、黒い所だけ残って面が出ません。
熱で歪んでしまっているようです。
ひたすらオイルストーンを当てて面を出します。
同じくシリンダーにもオイルストーンを当てます。
面が出せたら、新品のガスケットを使いエンジンを組み立てます。
今回は、ピストンやリングは問題なかったので、リングの向きだけ合わせて組み立てました。
続いて、消耗品の交換をします。
フロントタイヤの交換は、ブリヂストンTW-301を使いました。
リヤタイヤが、同じくブリヂストンのTW-302を履いていたので合わせました。
同時に、フロントのブレーキパッドを交換します。
パッドはホンダ純正部品です。
次は、リヤに移って、チェーン、スプロケットの交換をしました。
スプロケットは、ホンダ純正部品で、チェーンはRKのGP520RXを使いました。
GP520RXは、Oリング入りのチェーンで、シルバーメッキが施してあります。
メッキがしてあるので錆び難くなっているのと、表面強度が上がって強くなるそうです。
純正装着のチェーンよりグレードは上ですが、メンテナンスフリーではないので、清掃、グリスアップは必要です。
すべての作業が終了して、エンジンを始動してみました。
オイル漏れの確認をするために、10分ほどアイドリングで様子を見てみましたが、問題はないようです。
排気量 | 250 cc |
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交換パーツ | ガスケット、エンジンオイル、タイヤ、チェーン、スプロケット |